孕み鹿
はらみじか
三春
鹿は晩秋から冬にかけて交尾し、二月から三月になると孕んでいるのが分かるようになる。孕み鹿は、体も重たげで動作も鈍い。五月中頃から七月頃に出産する。子の数はふつう一頭で双子はきわめて少ない。
藤橋や重き身を越す孕鹿
几菫 「井華集」
たよたよと雄にかくれけりはらみ鹿
大江丸 「題叢」
はらみじか
三春
鹿は晩秋から冬にかけて交尾し、二月から三月になると孕んでいるのが分かるようになる。孕み鹿は、体も重たげで動作も鈍い。五月中頃から七月頃に出産する。子の数はふつう一頭で双子はきわめて少ない。
藤橋や重き身を越す孕鹿
几菫 「井華集」
たよたよと雄にかくれけりはらみ鹿
大江丸 「題叢」