遍路(へんろ) 三春
子季語 | 遍路宿、善根宿、遍路道、遍路笠、遍路杖、四国巡、一国巡、島四国、花遍路 |
関連季語 | 秋遍路 |
解説 | 四国遍路のことで、弘法大師が巡錫した四国内の八十八か所の霊場を巡拝する。四月の桜 の頃を中心に三月から五月にかけて、白装束で納経箱、金剛杖、数珠、鈴を持ち「同行二 人」と書いた笠を被る。 |
来歴 | 『嬉遊笑覧』(文政13年、1830年)に所出。 |
文学での言及 | |
実証的見解 | |
参考文献 |
中二階くだりて炊ぐ遍路かな | 芝不器男 「芝不器男句集」 | ||
辿りゆく尾越の風の遍路かな | 五十崎古郷 「古郷句集」 | ||
浜風や遍路の妻のおくれがち | 高橋淡路女 (雲母) | ||