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片栗の花/かたくりのはな
片栗の花
初春
かたかごの花/ぶんだいゆり/かたばなうばゆり/かたばな/はつゆり
ゆり科の多年草で山地の樹陰などに多く自生する。早春地上に二
葉を出してその間から長い花茎をのばし姫百合に似た鐘形で紅紫
色の六弁花を一個下垂する。かたかごの花、うばゆりなどとも呼
ばれ可憐な花である。
日洽し片栗の葉に花に葉に
石井露月 「露月句集」
片栗の花を咲かせて山しづか
長谷川櫂 「蓬莱」
『大人も読みたい こども歳時記』
長谷川櫂監修 季語と歳時記の会編著 小学館刊 1600円+税
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