top

50音検索へ 一覧検索へ 言葉検索へ

若布/わかめ

若布

三春

和布/にぎわ/めのは/布株/めかぶとろろ/鳴門若布/若布汁/若布売り
北海道から九州にかけて生育する。長さは二メートルくらいにま
でなる。日本人に古くから食されてきた海草。春先、茎の両側に
胞子嚢ができる。酢の物や味噌汁などの具材として重宝される。
塩蔵するので、通年食卓に上る。

 

霖雨に生きかへりたる若和布かな 蕪村 「落日庵日記」
草の戸や二見の若和布貰ひけり 蕪村 「落日庵」
春深く和布の塩を払ひけり 召波 「春泥発句集」
桶一つ乗せて早春の若布舟 島村元 「島村元句集」
荒塩の粒のつづれる若布かな 長谷川櫂 「虚空」

ATTKEGVS
_ _