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簟/たかむしろ
簟
三夏
竹席
竹を細く削って筵のように編み上げたもの。夏場、畳などに敷い
て、そのひんやりとした感触を楽しむ。
窓なりに昼寝の台や簟
芭蕉 「続猿蓑」
漣や近江おもてをたかむしろ
其角 「華摘」
年のよらぬ父の寝顔やたかむしろ
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太祇 「新五子稿」
細脛に夕風さはる簟
蕪村 「蕪村句集」
胸髭に風こそわたれたかむしろ
蓼太 「蓼太句集初稿」
鉾宿に敷きつめられし簟
高田正子 「花実」
『大人も読みたい こども歳時記』
長谷川櫂監修 季語と歳時記の会編著 小学館刊 1600円+税
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