茅の輪(ちのわ) 晩夏
子季語 | ちなわ、菅貫、茅の輪潜り、輪越の祓 |
関連季語 | 名越の祓 |
解説 | 茅を束ねて大きな輪としたものが茅の輪。陰暦六月晦日の夏越の祓の時に、人々はその輪 をくぐり身についた穢れを祓い、無病息 災を願う。 |
来歴 | 『毛吹草』(正保2年、1645年)に所出。 |
文学での言及 | |
実証的見解 | |
参考文献 |
子をつれて茅の輪を潜る夫婦かな-- | 大江丸 「俳懺悔」 | ||
白雲や茅の輪くぐりし人の上 | 乙二 「乙二発句集」 | ||
人たえて一圓立てる茅の輪かな | 松本たかし 「石魂」 | ||
やすらかに人とほしたる茅の輪かな | 長谷川櫂 「富士」 | ||
向うより子どものまねく茅の輪かな | 高田正子 「花実」 | ||