初湯(はつゆ) 新年
子季語 | 初風呂、若風呂、若湯、湯殿初、初湯殿 |
関連季語 | |
解説 | 年が明けてはじめて風呂に入ること。正月一日は入らず、二日の昼間に入った。『江戸府 内絵本風俗往来』(明治三十八年)によれば、「湯屋は七種まで、客に福茶を振る舞い、 客は湯屋の主人や奉公人に年玉の銭を与えた」とある。 |
来歴 | 『増山の井』(寛文7年、1667年)に所出。 |
文学での言及 | |
実証的見解 | |
参考文献 |
脱ぎかへて去年を今年や初湯殿 | 百中 「新類題発句集」 |
湯始の注連とらまへて立つ子かな | 一茶 「希杖本発句集」 |