初鶏(はつどり) 新年
子季語 | 初鳥 |
関連季語 | |
解説 | 元旦の夜明けに鳴く鶏をいう。いつも聴く鶏の声も元旦に聞くとあらたまった気分になる ものである。鶏の鳴声は閧をつくるともいわれ、人の心を鼓舞させる。 |
来歴 | 『毛吹草』(正保2年、1645年)に所出。 |
文学での言及 | |
実証的見解 | |
参考文献 |
初鶏のあしたあしたや無尽蔵 | 舎羅 「千鳥掛」 | ||
初鶏や叉市に住む甲斐ひとつ | 蓼太 「蓼太句集初編」 | ||
はつ鶏や日の梁のあなたより | 蓼太 「蓼太句集三編」 | ||
初鶏に神代の臼と申すべし | 一茶 「享和句帖」 | ||
初とりやすみかへ帰る狐なく | 梅室 「梅室家集」 | ||
くたかけや年のあしたの郭公 | 黄花 「題葉集」 | ||
初鶏や二声めには起きて聞く | 退二 「新類題発句集」 | ||