鹿垣(ししがき) 三秋
子季語 | 猪垣 |
関連季語 | 鹿火屋 |
解説 | 鹿や猪などが、収穫した穀物を荒らしに田畑へ侵入してくる。これを防ぐため枝付きの木 や竹を逆さに立てたり粗く組んだ垣を造ったりした。鹿(かのしし)は鹿垣と書き、猪( いのしし)の場合は猪垣と書く。「しし」とは獣のこと。鹿火屋は、鹿を追うための番小 屋である。 |
来歴 | 『華実年浪草』(天命3年、1783年)に所出。 |
文学での言及 | |
実証的見解 | |
参考文献 |
猪垣のむすびめきれて秋の風 | 暁台 「暮雨巷句集」 | ||
鹿小屋の聲は麓ぞ庵の客 | 丈草 「射水川」 | ||
鹿小屋の火にさし向くや庵の窓 | 丈草 「続有磯海」 | ||