子季語 | 流燈、流燈会、精霊流し |
関連季語 | 盂蘭盆会、精霊舟 |
解説 | 灯をともした燈籠を川や海に流し、燈籠にのった祖先の霊をあの世へ送る行事。盂蘭盆会 の終わる十五日、または十六日の夜に行われる。盆の供物や茄子の馬、魂棚の筵なども一 緒に流す。板切れに蝋燭を立てた簡単なものから、箱に仕立てた大型の燈籠までさまざま ある。 |
来歴 | 『世話盡』(明暦2年、1656年)に所出。 |
文学での言及 | |
実証的見解 | |
参考文献 |
流燈の或は生簀に流れ寄る | 大谷句仏 「我は我」 | ||
燈籠のわかれては寄る消えつつも-- | 臼田亜浪 「定本亜浪句集」 | ||
かかる夜の風に燈籠流しかな | 富田木歩 「定本木歩句集」 | ||