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穴惑ひ/あなまどい/あなまどひ
穴惑ひ
仲秋
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秋の彼岸をすぎ、寒さが増す中でも冬眠の穴にはいらず、地上に
残っている蛇のこと。「蛇穴に入る」ともいう。春は「蛇穴を出
る」。
それぞれに片付顔や蛇の穴
浪化 「浪化上人句集」
蛇の穴阿房(あほう)鼠が入りにけり
一茶 「一茶俳句帖」
穴撰みしてやのろのろ野らの蛇
一茶 「八番日記」
樋竹をのたりあるくや穴惑
都雀 「発句題草」
『大人も読みたい こども歳時記』
長谷川櫂監修 季語と歳時記の会編著 小学館刊 1600円+税
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