添水/そうず/そふづ
添水 三秋 |
僧都/ばつたんこ/鹿威し/兎鼓 |
竹筒に水を引き入れ、たまった水の重みで、傾いだ竹が石などを 打ち音を立てるようにした装置。その音で田畑を荒らす鳥獣を追 うもの。今は庭園などに設けて音を楽しむ。 |
秋風の水を切るかと添水哉 | 蓼太 「句集一」 | ||
立去れば五歩に聲ある添水哉 | 几菫 「井華」 | ||
紙を漉く里に音ある添水かな | 河東碧梧桐 「碧梧桐句集」 | ||
掛け替へて大きな音の添水かな | 長谷川櫂 「蓬莱」 | ||