咳/せき
咳 三冬 |
しはぶき/咳く |
寒さや風邪などの病気により、喉や気管に刺激を受けて短く強い 息が起こる。これが咳であり、身体の防御反応のひとつ。湿った 咳や乾いた咳などさまざまな咳があるが、激しく咳き込む姿は傍 目にも辛いものがある。 |
雪屋根の眉に迫れり咳をのむ | 臼田亜浪 「白道」 | ||
咳止んでわれ洞然とありにけり | 川端茅舎 「川端茅舎句集」 | ||
咳き込めば我火の玉のごとくなり | 川端茅舎 「白痴」 | ||
思ふこと多ければ咳しげく出づ | 日野草城 「銀」 | ||