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赤のまんま/あかのまんま

赤のまんま

初秋

犬蓼の花/赤のまま/赤まんま/花蓼
タデ科の一年草。山野や路傍に自生する。初秋、小粒の穂状の紫
紅色の花を咲かせる。この粒状の花をしごき取り、赤飯にみたて
て、ままごとに使って遊んだことから、「赤の飯(まんま)」と
よばれる。

 

犬蓼の花に水落ち石出たり 村上鬼城 「定本鬼城句集」
赤のまま摘めるうまごに随へり 臼田亜浪 「定本亜浪句集」
舟あがるときつかみたる赤のまま-- 高田正子 「花実」

 


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