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不知火/しらぬい/しらぬひ
不知火
仲秋
竜灯
九州有明海と八代海の沖に、陰暦八月一日前後の深夜、無数の火
が明滅し、ゆらめき動く現象。景行天皇筑紫巡幸の折、この怪火
が現れた。何か判らぬという土地の者の答えにより、「しらぬひ」
が筑紫の枕言葉となった。
不知火が芒に映る晦日かな
鬼将 「発句題叢」
『大人も読みたい こども歳時記』
長谷川櫂監修 季語と歳時記の会編著 小学館刊 1600円+税
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