top
50音検索へ
一覧検索へ
言葉検索へ
春惜しむ/はるおしむ/はるをしむ
春惜しむ
晩春
惜春/春を惜しむ
過ぎゆく春を惜しむこと。春は秋と並んで過ごしやすく、自然の
すがたも美しい。また物事のはじまりの季節であり、人との出会
いや別れも多い。春を惜しむことは、人生において束の間のもの
である佳き時間や佳き交わりを惜しむ心につながる。
春惜しむ人や榎にかくれけり
蕪村 「落日庵句集」
白髪同士春ををしむもばからしや
一茶 「七番日記」
『大人も読みたい こども歳時記』
長谷川櫂監修 季語と歳時記の会編著 小学館刊 1600円+税
_ _