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春惜しむ/はるおしむ/はるをしむ

春惜しむ

晩春

惜春/春を惜しむ
過ぎゆく春を惜しむこと。春は秋と並んで過ごしやすく、自然の
すがたも美しい。また物事のはじまりの季節であり、人との出会
いや別れも多い。春を惜しむことは、人生において束の間のもの
である佳き時間や佳き交わりを惜しむ心につながる。

 

春惜しむ人や榎にかくれけり 蕪村 「落日庵句集」
白髪同士春ををしむもばからしや  一茶 「七番日記」


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