秋の霜/あきのしも
秋の霜 晩秋 |
秋霜/秋の初霜 |
霜は冬に降りるものであるが、所によっては早くも十月下旬頃に 初霜が見られる。立冬前に降りた秋の霜は、草木や畑の作物など を傷めたりすることがある。 |
手にとらば消えん涙ぞ熱き秋の霜 | 芭蕉 「野ざらし紀行」 | ||
老眼にもるる小貝や秋の霜 | 丈草 「翁草」 | ||
百年の柱の木めや秋の霜 | 野坡 「田植諷」 | ||
秋の霜うちひらめなる石のうへ | 蕪村 「蕪村遺稿」 | ||
くずの草おさへつけたり秋の霜 | 暁台 「暁台句集」 | ||