蒼朮を焚く/そうじゅつをたく/さうじゆつをたく
蒼朮を焚く 仲夏 |
蒼朮を焼く/うけら焼く/おけら焼く |
梅雨の頃、乾燥した蒼朮の根を焚くと家の中の湿気や黴を除くことが できる。独特の匂いがする。蒼朮はキク科の多年草。本州、九州など の山野に自生し秋薊に似た白い花をつける。 |
蒼朮を隣たきゐる匂ひかな | 青木月斗 「時雨」 | ||
焚きやめて蒼朮薫る家の中 | 杉田久女 「杉田久女句集」 | ||
蒼朮の煙賑はし梅雨の宿 | 杉田久女 「杉田久女句集」 | ||