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神送/かみおくり
神送
初冬
神送風
陰暦の九月三十日に各地の神々は出雲へ旅たつ。その神々を送り
出すことをいう。神棚にお供えをしたり、地方によっては参詣し
て送ったりする。
けふはさぞ道づれ多き神おくり
重頼 「桜川」
あるる物としれどたふとし神送
鬼貫 「二葉集」
風の駒雲の車や神送り
才麿 「真砂月」
飛ぶ木の葉いづこいかなる神送り
素丸 「素丸発句集」
神を送る峰又峰の尽るなき
石井露月 「露月句集」
『大人も読みたい こども歳時記』
長谷川櫂監修 季語と歳時記の会編著 小学館刊 1600円+税
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