top
50音検索へ
一覧検索へ
言葉検索へ
夏の朝/なつのあさ
夏の朝
三夏
.
夏は夜明けが早い。朝のひとときはまことに清涼で気持ちがよい。
冬の早起きは辛いし、春は暁を覚えず朝寝をむさぼる。秋は夜長
を過ごし寝たい。しかし夏はだれもが早起きしたくなる。暑さが
ひどくなる前に充実した時間を過ごそうというもの。
夏酔や暁ごとの柄杓水
其角 「五元集拾遺」
人音のやむ時夏の夜明哉
蓼太 「蓼太句集」
段々に夏の夜明けや人の貌
一茶 「文化句帖」
_ _