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雛の使/ひなのつかい/ひなのつかひ
雛の使
仲春
雛の駕篭
江戸時代の風習。駕篭に雛人形、草餅の入った器、白酒詰めた樽
などをのせ、それを振舞うために親戚や知人を回ること。女児が
成人して嫁入りするさいの稽古のような意味もかねていた。
春風にこかすな雛の駕篭の衆
荻子 「猿蓑」
ひなの駕花のかげよりみえそめね
士朗 「枇杷園句集」
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