鶏合/とりあわせ/とりあはせ
鶏合 晩春 |
闘鶏/鶏の蹴合/勝鶏/負鶏/賭鶏/闘鶏師 |
鶏を闘わせること。春の季語となっているのは、昔宮中で上巳の 日(三月三日)に鶏を闘わせたことに因んでのこと。 |
時を感じ花に鳴くなり鶏合せ | 惟中 「三部抄」 | ||
勝鶏の抱く手にあまる力かな | 太祇 「太祇句選後篇」 | ||
鶏合目も見えずなりあはれなり | 暁台 「暁台句集」 | ||
米蒔くも罪ぞよ鶏がけふあふぞよ | 一茶 「七番日記」 | ||
にはとりの蹴爪も永き日あしかな | 立圃 「空つぶて」 | ||