田鼠化して鶉と為る/でんそかしてうずらとなる/でんそくわしてうづらとなる
田鼠化して鶉と為る 晩春 |
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七十二候のひとつ。清明の第二候、陽暦四月十日〜十四日までの あいだ。田鼠はもぐら、うづらはフナシウヅラ。もぐらがうづら になるという実際にはありえないことだが、春になり地中のもの が地上に出て活動すると考える事ができる。 |
鶉かと鼠の味を問てまし | 其角 「五元集」 | ||
飛鶉鼠のむかし忘るゝな | 一茶 「一茶句帖」 | ||
田に老いて鶉顔なる鼠かな | 佐々木北涯 「俳人北涯」 | ||