放屁虫/へひりむし
放屁虫 初秋 |
ヘこき虫/へつぴリ虫/亀虫/三井寺ごみむし |
ホソクビゴミムシ科の甲虫。体長は二.五センチほど。黒地に黄 色の紋がある。危難にあうと臭腺から悪臭を放って身を守るので この名がついた。また、カメムシ科の昆虫類も悪臭を放つので放 屁虫とよばれることがある。 |
御仏の鼻の先にて屁ひり虫 | 一茶 「八番日記」 | ||
放屁蟲主客の間を這ひ行けり--- | 庄司瓦全 「改造文学全集」 | ||
放屁蟲貯へもなく放ちけり | 相島虚吼 「虚吼句集」 | ||