稲干す/いねほす
稲干す 仲秋 |
稲掛/掛稲/稲塚/稲叢/稲堆/稲垣/干稲 |
刈り取った稲を稲架などに掛けて、天日で乾燥させること。近頃 では、火力で乾燥させることが多いが、米のうま味は天日乾燥の ほうがはるかに勝る。 |
松原に稲を干したり鶴の声 | 才麿 「椎の葉」 | ||
かけ稲や大門ふかき並木松 | 太祇 「太祇句選後篇」 | ||
かけ稲に鼠鳴くなる門田かな | 蕪村 「安永四年句稿」 | ||
かけ稲やあらひあげたる鍬の数 | 白雄 「白雄句集」 | ||
稲かけし夜より小藪は月よかな | 一茶 「文化句帖」 | ||