芹/せり
芹 三春 |
根白草/根芹/田芹/芹摘む/芹の水/芹田 |
春の七草の一つで、若菜を摘んで食する。七草粥が代表的だが、 ひたし、和え物にしたり香味料として吸い物に用いたりする。 |
我がためか鶴はみのこす芹の飯 | 芭蕉 「続深川」 | ||
これきりに径尽たり芹の中 | 蕪村 「蕪村俳句集」 | ||
古寺やほうろく捨るせりの中 | 蕪村 「蕪村句集」 | ||
薄曇る水動かずよ芹の中 | 芥川龍之介 「澄江堂句集」 | ||
せせらぎつつ揺れつつ芹の生ひにけり-- | 松本たかし 「松本たかし句集」 | ||
左右には芹の流れや化粧坂 | 松本たかし 「松本たかし句集」 | ||
東大寺伽藍の中を芹の水 | 長谷川櫂 「虚空」 | ||