青葉(あおば、あをば) 三夏
子季語 | 青葉若葉、青葉山 |
関連季語 | 若葉 |
解説 | おもに落葉樹が青々と茂ったさまをいう。「青葉若葉」というが、若葉がさらに夏の日を 浴び、成長して青葉に変わる。初夏の風にさやさやと吹かれていた若葉が、日々勢いよく 茂っていく様子は、大自然が 持つ生命力の象徴でもある。 |
来歴 | 『俳諧初学抄』(寛永18年、1641年)に所出。 |
文学での言及 | 散りにける花のふるすは木隠れて青葉の山に迷ふ鶯 後一条入道関白『夫木和歌抄』 |
実証的見解 | |
参考文献 |
あらたうと青葉若葉の日の光 | 芭蕉 「奥の細道」 | ||
梅の木の心しづかに青葉かな-- | 一茶 「一茶句帖」 | ||
前山の青葉かぶさる鯉生簀 | 長谷川櫂 「古志」 | ||