河骨/こうほね/かうほね
河骨 仲夏 |
かはほね |
スイレン科の多年草。水のきれいな沼、池、川などの浅い所に自 生する。太く白い根が白骨のように見える。六〜七月頃水中から 花茎をのばし、水面上に黄色い花をつける。葉はさといもの葉に 似ている。 |
河骨の終にひらかぬ花盛り | 山口素堂 「いつを昔」 | ||
河骨の二もとさくや雨の中 | 蕪村 「蕪村句集」 | ||
河骨の金鈴ふるふ流れかな | 川端茅舎 「華厳」 | ||
人寝て河骨ばかり月夜かな | 長谷川櫂 「松島」 | ||