御身拭/おみぬぐい/おみぬぐひ
御身拭 晩春 |
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四月十九日、京都嵯峨清涼寺(釈迦堂) の大法要。本尊の開扉、 引声念仏を唱え、香湯にひたした白布で本尊の釈迦如来を拭い清 める。拭った白布には霊験があり、経帷子にすると極楽往生がで きるという。安喜門院の母が浄土に往生した縁起にちなむ法要。 |
御僧のその手嗅(かぎ)たや御身拭-- | 太祇 「太祇句選」 | ||
埃たつうき世の嵯峨や御身拭 | 蝶夢 「草根発句集」 | ||
乗物で優婆夷も来るや御身拭 | 召波 「春泥発句集」 | ||