top

50音検索へ 一覧検索へ 言葉検索へ

蘆の若葉/あしのわかば

蘆の若葉

晩春

蘆若葉/若蘆
蘆の芽が伸びて若葉になったもの。木々の若葉は初夏であるが、
成長の早い水辺の蘆や荻などは晩春に若葉となる。あおあおとし
た蘆の若葉が、水に映りながら風にそよぐ姿は、爽新で美しい。

 

蘆の若葉こゆる白鷺や浪がしら 重頼 「桜川」
物の名を先とふ芦のわか葉哉 芭蕉 「笈の小文」
若芦に散るか玉蟹のそばへ草 杉風 「京日記」
唐紙に葭の若葉を刷り散らし 長谷川櫂 「果実」

ATTKEGVS
_ _