top

50音検索へ 一覧検索へ 言葉検索へ

芹焼/せりやき

芹焼

三冬

芹鍋
今では肉や魚の臭みを消すため芹を用いて調理した、汁の少ない
鍋物などをさして言うが、本来は地を掘って並べた石の上で火を
焚き、焼石の上に芹をのせ上を蓋って蒸し焼きにしたもの。これ
をたまりに酢を加えた調味料で食べる。

 

法師また立てり芹やきごろの沢の暮 言水 「東日記」
悲しまむや墨子芹焼を見ても猶 芭蕉 「向之岡」
芹焼やすそわの田井の初氷  芭蕉 「其便」
芹焼の夜やまぼろしの鶴の声  月居 「河鵆」
_ _