蜂の巣/はちのす
蜂の巣 三春 |
蜂の窩(す)/蜂の箱/巣蜂 |
蜂のねぐらのこと。幼虫を育て、蜜を蓄える巣である。六角形の 孔が密集した、蓮の実状のもの。軒下などに下っている。春にな って、その巣の周りを蜂が活発に動き回る。 |
蜂の巣をひとうちにして昼寝かな | 成美 「成美家集」 | ||
雨の日や巣をめぐりゐる蜂の声 | 百明 「発句題叢」 | ||
ひと日見ぬ間よ蜂の巣に蜂もなし | 午心 「発句類聚」 | ||
蜂の巣をもやす夜のあり谷向ひ | 原石鼎 「花影」 | ||