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蕪引/かぶらひき

蕪引

初冬

蕪引く
蕪を収穫すること。蕪はアブラナ科の一、二年草の冬菜。初冬に
収穫し、漬物などに利用される。京都の千枚漬の聖護院蕪や山形
の赤蕪など、全国でさまざまな蕪が収穫される。

 

風まぜに蕪ひく野の霙かな 信徳 「五の戯言」
手のちからそへる根はなしかぶら引 千代女 「千代尼句集」
矢軍の跡や荒地の蕪ひき 蓼太 「蓼太句集二編」
女どもの赤き蕪を引いて居る 正岡子規 「新俳句」
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