二十日祝/はつかいわい/はつかいはひ
二十日祝 新年 |
刃柄祝/鏡台祝/初顔祝/鏡の祝/鏡台祝ふ |
正月の祝い納めとし、その年の豊作を祈って、正月二十日に赤飯 や団子を食べて祝った。「二十日を祝う」と同音になることから、 武家では「刃柄祝」(はつかいわい)と称して具足の鏡開きをし た。女性は「初顔祝う」として鏡台に供えてあった鏡餅を下げて 食べた。 |
鏡台を祝ふ難波のお山かな | 松瀬青々 「妻木」 | ||
伝へたる古鏡台も祝ひかな | 松瀬青々 「鳥の巣」 | ||
鏡台を祝ふや花の女形 | 岡本松浜 「最新二万句」 | ||