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端居(はしい、はしゐ) 晩夏
子季語夕端居、縁台
関連季語納涼
解説夏、縁側などに出て涼を求めてくつろぐこと。「端」とは家屋の端で、つまり縁側のよう
なところ。夜分とは限らないが、夕方や夜のことが多い。風呂から上がって浴衣に着替え、
涼しい風にあたってほっとするひとときである。「納涼(すずみ)」は外に出て涼を求め
ることが多いが、端居は家にいて涼を得るのである。
来歴『線車大成』(寛政11年、1799年)に所出。
文学での言及 
実証的見解 
参考文献 

端居して池を浚へん心あり青木月斗 「月斗句集」
ふけわたる草木の風に端居かな日野草城 「青芝」
ゆふべ見し人また端居してゐたり前田普羅  「飛騨紬」
小鼓の稽古すませし端居かな松本たかし 「松本たかし句集」


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