子季語】
子持花椰菜
【解説】
キャベツや白菜と同じアブラナ科の緑黄色野菜。茎の頂点に細かい粒状の花芽をつける。それを茎から切り取って食用にする。ビタミンA、Cが豊富でサラダなどに利用される。一年中店頭に並ぶが、本来の旬は冬。
【科学的見解】
ブロッコリーは、花蕾や花茎を食用にするキャベツの仲間が原型とされ、それがさらに発達して現状の形になったとされている。古くは南ヨーロッパで栽培利用され、二十世紀になってアメリカで急速に発展したとのことである。日本へは、明治時代初期に導入された。(藤吉正明記)