写真は昨日(6月5日) 、新潟県阿賀野市村岡のじゅんさい池で行われた蓴菜採の様子です。ここの蓴菜採は一年に一度、自分たちが食べる分だけを摘み取るというもの。男たちが蓴菜採の筏を作り、女たちが採取します。竹竿を操って筏をゆっくりと慎重に移動させたあと、竿の先端にしつらえた鎌で蓴菜の株を手繰り寄せ、ひとつひとつ気長に摘んでゆきます。
蓴菜は、ゼリー状の粘液で包まれた水中に生じた若芽。つるんとした舌触りが喜ばれて、酢の物や味噌汁の具などに利用されます。(北側松太)
蓴菜や一鎌入るる浪の隙 惟然 「藤の実」



