日脚伸ぶ(ひあしのぶ) 晩冬 季語と歳時記 【解説】 年も明けて、少しずつ日が長くなることをいう。一月も終わりの頃になると、日が長くなったなあという感慨にとらわれることがある。冬木の芽もしだいにふくらみ、春が近いことを感じる。 【例句】 日脚伸ぶ煤ひと筋を後れ毛に 石橋秀野「桜濃く」