雹(ひょう/へう) 三夏 季語と歳時記 【子季語】 氷雨 【解説】 積乱雲から雷雨に伴って降ってくる氷塊。大きさが鶏卵大のものもあり、人や動植物に被害を与えることも珍しくない。 【例句】 魚降りし市の噂や夏の雹 内藤鳴雪「鳴雪俳句鈔」 雹の音こころに昏く麦ありぬ 臼田亜浪「定本亜浪句集」 烈日やころげし雹に草の影 原石鼎「花影」