佐保姫(さおひめ、さほひめ)三春
【解説】
奈良の東にある佐保山、佐保川の女神で、春の野山の造化をつか さどるといわれる。秋の女神である竜田姫に対する。佐保姫は霞 の衣を織り、柳の糸を染め花を咲かせる女神としてうたわれる。
【例句】
佐保姫やふかいの面のいかならん
鼠弾「類題発句集」
佐保姫は白き障子を隔かな
成美「発句題叢」
いまあひし蛇は佐保姫かもしれず
長谷川櫂「松島」
【解説】
奈良の東にある佐保山、佐保川の女神で、春の野山の造化をつか さどるといわれる。秋の女神である竜田姫に対する。佐保姫は霞 の衣を織り、柳の糸を染め花を咲かせる女神としてうたわれる。
【例句】
佐保姫やふかいの面のいかならん
鼠弾「類題発句集」
佐保姫は白き障子を隔かな
成美「発句題叢」
いまあひし蛇は佐保姫かもしれず
長谷川櫂「松島」