胼(ひび)晩冬
【子季語】
胼薬
【解説】
手足などの皮膚の表皮が寒さの為に乾燥して細かい亀裂が生じたもの。ひどくなると熱を持ったり血が滲んだりする。グリセリンなどを塗って保湿する。
【例句】
勤行に腕の胼やうす衣
太祇「太祇句選」
胼の手を真綿に恥づる女かな
几菫「普明集二稿」
競べあふ胝の手先や寮の尼
召波「春泥発句集」
な泣きそと拭へば胼や吾子の頬
杉田久女「杉田久女句集」
【子季語】
胼薬
【解説】
手足などの皮膚の表皮が寒さの為に乾燥して細かい亀裂が生じたもの。ひどくなると熱を持ったり血が滲んだりする。グリセリンなどを塗って保湿する。
【例句】
勤行に腕の胼やうす衣
太祇「太祇句選」
胼の手を真綿に恥づる女かな
几菫「普明集二稿」
競べあふ胝の手先や寮の尼
召波「春泥発句集」
な泣きそと拭へば胼や吾子の頬
杉田久女「杉田久女句集」