白玉(しらたま)三夏 季語と歳時記 【子季語】 氷白玉、白玉ぜんざい 【解説】 白玉粉を水で捏ねて団子状にし、茹でて冷水や冷蔵庫で冷やし、甘味を添えて食す。ガラスの器に盛れば、見た目も涼やかである。江戸時代には白玉入りの井戸水を真鍮製のお椀で出す冷や水売りが人々の人気を集めていた。 【例句】 姉妹白玉つくるほどになりぬ 渡辺水巴「水巴句集」 煮えたぎる湯に白玉の遊ぶかな 長谷川櫂「新年」