【解説】
六月十四日に、大阪市住吉区の住吉大社で行われる神事での踊り。念仏踊りの一種で、長柄の傘を持った音頭取がその柄を扇子で打ちながら調子をとり、傘のまわりを菅笠をかぶった四人の少女たちが踊り回る。
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袴能(はかまのう) 晩夏
【解説】
夏、暑苦しい面装束を省略して、袴姿で演じる能のこと。
夜能(よのう) 晩夏
【解説】
夏の夜に演じられる能のこと。重い衣装が負担となるので、暑い日盛りをさけて、夜の涼しいときに演じるというもの。
涼み浄瑠璃(すずみじょうるり/すずみじやうるり) 晩夏
【解説】
夏の夕方、屋外にしつらえた茣蓙席などで演じられた素人浄瑠璃のこと。浄瑠璃好きが集まって涼みがてらに行われた。
土用芝居(どようしばい/どようしばゐ) 晩夏
【解説】
昔は五月狂言が終わると、暑さも激しくなるので、歌舞伎も土用休みに入った。その間、若手や、あまり売れない役者が怪談物などを演じた。
五月狂言(さつききょうげん/さつききやうげん) 仲夏
【子季語】
皐月狂言/曾我祭
【解説】
陰暦の五月五日から六月にかけて行われた歌舞伎の興行を言う。仇討ち狂言や、新作物が披露された。
西瓜提灯(すいかぢょうちん/すいくわぢやうちん) 晩夏
【子季語】
瓜提灯
【解説】
西瓜の中身をきれいに掻き出し、空洞になったところに蝋燭をともすというもの。目や口の形に皮を切って顔に似せたりもする。
西瓜割り(すいかわり/すいくわわり) 晩夏
【解説】
夏の砂浜での余興の一つ。目隠しをした人が砂浜に置かれた西瓜を棒で割るという遊び。
蛍売(ほたるうり) 仲夏
【解説】
捕らえた蛍を町に出て売ること。または売る人のこと。昔のことで、現在では見かけることはほとんどない。
【例句】
女出て蛍売よぶ軒浅き
富田木歩「定本木歩句集」
ながし 仲夏
【子季語】
舟ながし/新内ながし/声色ながし
【解説】
新内節などを唄ったり、役者の声音を真似たりしながら、夜の料亭街を流し歩く門付け芸人のこと。
