「ハウステンボス山桜100本植樹会」の報告

2013年3月24日(水)佐世保市のハウステンボス(HTB)にて、山桜植樹のセレモニーが執り行われた。まず、ハウステンボス取締役の中谷高士氏より、今回の植樹会実施までの経緯が、「季語と歳時記の会(季語歳)から花のテーマパークのHTBに山桜植樹の意図の説明と打診があり、私たちが共感をしての山桜植樹会(100本)である」ことが、丁寧に説明された。
長谷川櫂季語歳代表が挨拶に立ち、山桜100万本植樹計画」の活動趣旨を語った後、「本日、山桜のプレートを拝見したら、学名の中にシーボルトの名があることを発見した。シーボルトは紫陽花を広めたことで有名だが、山桜もまたシーボルトと縁のある花であり、ここの土地との縁も深い。出来れば、山桜が咲き競い、我々の植樹も続けていけることを願う」と語った。
続いて、澤田秀雄HTB代表取締役が感謝のスピーチを行った。「HTBには、すでに100本以上の山桜があり、この植樹会を機会に山桜の園を開発しようと決断した。桜は花のテーマパークとしては重要であると同時に、外国人のお客様にも喜ばれる。これからがんばって山桜のエリアを検討して、何年か後に皆で花見をしたいと思う。きっかけを作っていただいた季語歳のみなさんに感謝します」
季語歳の100本の苗木は根付きの確率を高めるため、二月の寒い時期に99本、添え木を付けて植樹されていた、既に、元気に葉を付けて日々の手入れもされている。セレモニーのための木は4年目くらいの太さのもので、花もつけている。澤田社長と長谷川代表が、交互にスコップで土をかける。地元の長崎新聞、佐世保のテレビ局の取材陣が近寄り、撮影を行う時には、先ほどまで曇っていた空が一気に晴れ渡る。季語歳会員の林弘美さんと米山瑠衣さんが長崎から駆けつけて、セレモニーに参加された。
全員で記念撮影を行い終了した。メディアの取材が引き続いて行われた。今回、植栽担当の方々の努力は素晴らしく、その結果、澤田社長の決断で、一過性の植樹会ではなく、山桜のエリアをHTBが造園することになった。
その後、澤田社長と長谷川代表と食事会を兼ねた会議では、季語歳の会員から提案されていたイタリアのオリーブの木の個人プレートのアイデア=記念樹構想(有料で自分たちの樹木を買い植樹、名前入りのプレートをつける。後に再訪して樹木の成長を楽しむ)の話題となった。たとえば、HTBで挙式をあげるカップルなどには即、受け入れられるのではないか。と実施に前向きであった。また、佐世保、波佐美、長崎・・・周辺の桜を観察した限り、山桜系の種の率が東京より高いように感じた。
今回は100本植樹いたしましたので、累計492本となりました。
*長崎新聞3月25日朝刊に、カラー写真入りで植樹会の記事が掲載された。
(レポート=西川遊歩)
