ハウステンボス山桜植樹式2014&澤田秀雄HTB社長との会見

NPO法人「季語と歳時記の会」(長谷川櫂代表)は、5月25日にハウステンボス(佐世保市)アートガーデンにて、昨年に引き続き山桜の植樹式を行った。苗木と多少、生長した木も交えて75本。長谷川代表は「昨年植樹した100本は、オランダの風景にマッチしてすくすくと成長している。今後も植樹を続け、桜の森となる日を楽しみにしている」苗木の生育については、100%で植樹後の手入れが行き届いていることを感じさせた。HTBの高木潔専務は「花の王国であるHTBでは、年間を通じて花のイベントを開催しているが、山桜植樹は、HTBとしても今後力を入れて取り組む重要度の高いプラン」と感謝の辞を述べた。長谷川櫂代表とハウステンボスの高木専務がシャベルで土を掛けて、セレモニーは終了した。
季語歳のメンバーは、敷地内で実験中のスマートハウスの見学(一般に食未公開)や当日、満開のバラ園や各所での薔薇の展示を視察した。夕刻、ハウステンボスの澤田秀雄社長が到着し、1時間ほど懇談。澤田氏は、山桜の植樹について感謝の意を示すとともに、「ハウステンボスも独自に桜を100本ほど植え、以前からある桜の大木などと合わせ、数年後には花見ができる規模になるだろう」と語り、「ここは花のテーマパークなので、途切れなく花が咲くようにしたい。桜の他に4月は芝桜、5月の薔薇の後の6月には昨年からあじさい祭りを実施している。真夏のひまわりは花の人為的なコントロールが難しいが、トライをするつもりだ」と述べた。
長谷川季語歳代表から、「素晴らしい咲き誇る薔薇の花園を見せていただいたが、花に関する詩歌がプレートで花壇に掲げられていると、もっと鑑賞に深みが出るのではないか」との提案に「ぜひ、季語と歳時記の会の協力を得て実行したい。文学の香りが花園にプラスすれば、格調高い鑑賞ができて喜ばれるだろう」と要請した。
澤田氏はHTBの方向性について「実験住宅のスマートハウスを見ていただいたが、環境にやさしい先端技術を駆使して、コストの最小化、事業の高い生産性をめざしホテルビジネスを展開していきたい。敷地内にスマートホテルを着工するが、自給エネルギーで、ホテルのサービスはロボット化し、格安のホテルを提供したい。LCCの次はLCH(ローコストホテル)の時代。ホテルが不足する国内、さらに世界にスマートホテルを展開する。キーワードは、先端技術と省エネ環境と最高水準の生産性。既成のホテルビジネスにも、ここで得た環境にやさしい効率的な運営が出来る先端技術を付与していく予定」と今後のビジネスの方向性を示唆。
「今年は薔薇満開のところを見ていただいたので、来年は桜の若木が咲いている頃に植樹式をしていただきたい」と要望した。(レポート=西川遊歩)
