鹿島の事触(かしまのことぶれ)新年
【子季語】
言触
【解説】
近世、鹿島神宮では正月にその年の豊凶を占い、その託宣を諸国に告げまわったという。これが鹿島の事触である。三十六人の禰宜が、折烏帽子に狩衣を着て幣帛を担ぎ、明神の祓札を配布しながら触れ廻った。
【例句】
晩稲よき鹿島のふれも噂かな
高田蝶衣「青垣山」
【子季語】
言触
【解説】
近世、鹿島神宮では正月にその年の豊凶を占い、その託宣を諸国に告げまわったという。これが鹿島の事触である。三十六人の禰宜が、折烏帽子に狩衣を着て幣帛を担ぎ、明神の祓札を配布しながら触れ廻った。
【例句】
晩稲よき鹿島のふれも噂かな
高田蝶衣「青垣山」