女王禄(おうろく/わうろく) 新年
【子季語】
女王禄を賜ふ
【解説】
正月八日、紫宸殿において皇族の女子に禄を賜る儀式。律令制で女王とは、天皇の二世ら五世の女子をいうが、禄を賜る女王は二百六十二人を定めとしていた。禄は絹二疋、綿六屯。女王禄と書くが、ただ「おうろく」と読むことを口伝とした。
【例句】
女王禄やねびまさりたる御笑顔
正岡子規「子規句集」
【子季語】
女王禄を賜ふ
【解説】
正月八日、紫宸殿において皇族の女子に禄を賜る儀式。律令制で女王とは、天皇の二世ら五世の女子をいうが、禄を賜る女王は二百六十二人を定めとしていた。禄は絹二疋、綿六屯。女王禄と書くが、ただ「おうろく」と読むことを口伝とした。
【例句】
女王禄やねびまさりたる御笑顔
正岡子規「子規句集」