二日月(ふつかづき) 仲秋
【子季語】
二日の月/繊月
【解説】
陰暦八月二日の月。西の端に細く光り、日没後、まもなく沈んでしまうので目立たないが、ようやく光を帯びた仲秋の月を喜ぶ。
【例句】
面影もほのかに涼し二日月
鬼貫「仏兄七久留万」
雨そそぐみくさの隙(すき)や二日月
蕪村「安永四年句稿」
月ならば二日の月とあきらめよ
正岡子規「新俳句」
あら波や二日の月を捲いて去る
正岡子規「子規句集」
【子季語】
二日の月/繊月
【解説】
陰暦八月二日の月。西の端に細く光り、日没後、まもなく沈んでしまうので目立たないが、ようやく光を帯びた仲秋の月を喜ぶ。
【例句】
面影もほのかに涼し二日月
鬼貫「仏兄七久留万」
雨そそぐみくさの隙(すき)や二日月
蕪村「安永四年句稿」
月ならば二日の月とあきらめよ
正岡子規「新俳句」
あら波や二日の月を捲いて去る
正岡子規「子規句集」