生身魂(いきみたま) 初秋
【解説】
お盆には、先祖の御霊を迎えるとともに、一家の長老を生きた御霊として祀る。今も蓮の葉にもち米飯を包み、刺し鯖を添えて贈ったり、物などを献じる。
【来歴】
『花火草』(寛永13年、1636年)に所出。
【例句】
生身魂酒のさがらぬ祖父かな
其角「華摘」
生身魂畳の上に杖つかん
亀洞「曠野」
憂き我に誰々祭る生魂ぞ
白雄「白雄句集」
くづをれぬ老に仕えて生身魂
松瀬青々「倦鳥」
生身魂七十と申し達者也
正岡子規「子規句集」
【解説】
お盆には、先祖の御霊を迎えるとともに、一家の長老を生きた御霊として祀る。今も蓮の葉にもち米飯を包み、刺し鯖を添えて贈ったり、物などを献じる。
【来歴】
『花火草』(寛永13年、1636年)に所出。
【例句】
生身魂酒のさがらぬ祖父かな
其角「華摘」
生身魂畳の上に杖つかん
亀洞「曠野」
憂き我に誰々祭る生魂ぞ
白雄「白雄句集」
くづをれぬ老に仕えて生身魂
松瀬青々「倦鳥」
生身魂七十と申し達者也
正岡子規「子規句集」