菘(すずな) 新年
【子季語】
鈴菜/菁
【解説】
新年の七草粥に用いるカブラの異名。根菜で色白く水分が多い。これは、水田に出来るためで、俗に浮菜、水菜ともいう。菁は、圃に出来るため畑菜という。二種あるわけで「スズ」は、小さいという意味を表わすというが、明らかではない。
【例句】
山口につくる生駒の鈴菜かな
言水「続大和巡礼集」
ふり袖にすずなもつむやさんばさう
元次「山の井」
【子季語】
鈴菜/菁
【解説】
新年の七草粥に用いるカブラの異名。根菜で色白く水分が多い。これは、水田に出来るためで、俗に浮菜、水菜ともいう。菁は、圃に出来るため畑菜という。二種あるわけで「スズ」は、小さいという意味を表わすというが、明らかではない。
【例句】
山口につくる生駒の鈴菜かな
言水「続大和巡礼集」
ふり袖にすずなもつむやさんばさう
元次「山の井」